約2時間近く待って再度11時のフェリーを乗る為に10時半に船着場に行ってみる。

今回乗船券を購入出来るのは、朝9時に並んで緑の予約券を貰ってる人のみ持ってない人は黄色の予約札を貰って作業服のおじさんから「次は3時の船だから2時半頃に来て下さい!」って言われてたよwwwガハ 予定めちゃくちゃになるなw



 

無事に往復の乗船券をゲット O(≧∇≦)O イエイ!!



アウトドア用品など大きい荷物を持って来ている人がいましたが、

大きな荷物は別途料金が必要です。



 

カメラで後ろを見てみるとすっげ~人 早めに来て良かったなぁ~



 いよいよ船が来た!臨時便も満員御礼でいざ出航~





さらば本土!また会う日まで 





加太沖に浮かぶ沖ノ島、地ノ島、虎島、神島を総称して《友ヶ島》と呼びます。

この友ヶ島には修験道の行場旧陸軍の要塞や砲台弾薬庫の跡地があります。





最近、この軍事要塞跡がラピュタっぽい!と話題になり人気になってる感じですね!



フェリーで野奈浦桟橋に到着。





チョイ悪オヤジ!いよいよラピュタ島に上陸です!



 

いきなり砲弾がお出迎え こんなのが敵船にガンガン当たったら沈没間違いないね





池尻浜に設置されている沖ノ島、虎島、神島の案内地図。(第5砲台跡は記載されていません

右側(西側)に砲台跡などのスポットは集中してる感じです。時間を考え、今回は西側のみを巡ります。



 海のそばの遊歩道を歩き、まずは第2砲台跡に向かいます。



 

歩いてると普通の廃墟が現れるが、気分が乗ってるからテンション上がる上がる

こういうのもまた無人島っぽくてワクワクするわ





いよいよ目の前に第2砲台跡が現れました





崩壊が進んでいて立ち入り禁止で中には入れません。

外観だけを楽しんで下さい チョットしたアートですね





第2砲台は島の最西端に位置していて、ここから大阪湾に潜入する外国艦隊を攻撃しようとしていたみたいです。

規模も想像以上で驚いたが、赤レンガが青空によく映えてましたね。





終戦後、連合軍によって爆破解体された。

巨大なコンクリートのかたまりが散乱する砲台の姿はまさにラピュタぽくて不思議な感じだよ。

28センチ榴弾砲





山の上に登って第2砲台跡を上から撮ってみた。 奥に薄っすら見えるのは淡路島です



 

次に向かうのは第1砲台跡と友ヶ島灯台です。 



 第1砲台跡 

ここは入口に柵がしてあり、中は立ち入り禁止になっています。



 右側の階段を走る走る

階段を上がりきると・・・・・



 

友ヶ島灯台。 人がいっぱいでなかなか写真を撮る事が出来ません。



何て書いてあるのか全く分かりません

明治・・・・・しか読めない



 

次に向かう所は旧海軍聴音所跡地。

島内に案内板はたくさんあり、手持ちの地図を見ながらオリエンテーション的に歩いて行く。

かなりワクワクするね~





旧海軍聴音所跡地。 

島内で唯一の《海軍施設》みたいです。

聴音所とは水中のソナーで敵艦や潜水艦のスクリュー音などを察知、発見し通報する施設みたいです。



 

廃墟マニア達にはたまらんでしょうね 外を眺める窓からはこんな風にモールス信号など打ってたのかもですね。

ちなみにチョイ悪オヤジは手旗信号だったら高校時代にイヤってほど習ったから完璧です

建物は2階建てだったようですが、室内に2階へ上がるはしごや階段は見当たりません そこで外に出て検索しに行く。



 

裏技を使って2階に上って見てみると、見晴らし部屋みたいなのがありましたチラチラ



後ろを振り返ると・・・・・・





オォォーーー!! w(゜ロ゜;w(゜ロ゜)w;゜ロ゜)w オォォーーー!! 淡路島がすぐそこです!

多分ここが一番淡路島に近くて紀淡海峡で一番狭いから海軍の見張り施設を作ったんでしょうかね

ちなみにリサーチによると、ここ以外の他の施設はほとんどが大日本帝国陸軍の施設だったと思います。



 次は第5砲台跡に向かいます。

ここは周回コースから外れて少し戻らないとダメだから、見るのを諦める人がいるみたいですね。

池尻浜に設置されている案内地図にも第5砲台跡は記載されていないしね





砲台の上には松の木など草木が生い茂り、砲座の跡も分かりづらくなっています。



 

弾薬庫もありました。

島内の案内地図にも掲載されていない為か観光客はほとんど居ません。

良い感じの写真を撮りたい方にはオススメです





どこの砲台跡も人でいっぱいだったが、ここは誰も居なくて静かな時間が流れています。





第1~第4砲座の上に行き見に行くが、松の木に覆われていて下の方が見えませんでした。

歩く時に丸い穴が空いているので気を付けて下さいね。





二十八糎榴弾砲(二十八珊米榴弾砲)



 

この後ハイキングコースに戻ると目の前に小展望台が現れます。 ここからは神島が見えます。

ここには大きな石が4つ縦に立ってるから本来ならいい写真が撮れるはずなんだが・・・既にいっぱいの人達に場所を取られています



 

コウノ巣山(119.90m)頂上到着。 お約束の一等三角点にタッチ

三角点が石垣に囲まれていて、その中心にあるのって初めてだよ





タカノス山展望台





神島、虎島、奥に地ノ島が望める。





ついさっきまで居た友ヶ島灯台・その向こうには淡路島など見えます。 



 地図で確認すると青い丸の所が友ヶ島です。





第3砲台跡。 この島で一番有名な場所ですね。

ラピュタと言うよりもバイオハザード的な感じで今にもゾンビとか出てきそうな感じです





その丸いのは砲座でこの上に28センチ榴弾砲が乗っかっていたらしい。

今は水が溜まっていました。これが奥に4箇所ありました。



 

トンネルの中を恐々歩くと途中、左側に横穴がありました。





4ヶ所目の砲座です。ここが一番植物に浸食されていました。

もうほとんど森で不思議な何じがしましたね。





坂道を少し下った所が、よく他のブロブ等などで見るこの島の一番有名な場所

人が多過ぎてなかなか写真を良いタイミングで撮る事が出来ませんwwwガッカリです





建物は弾薬庫跡で、ここから砲弾を運んだんでしょうね



  

将校宿舎跡。砲台手前にあった看板では監守衛舎跡ってなってた場所。



 発電所跡の建物はかなり崩壊してる。





この後暫く歩いて探照灯跡に向かいます。

島の最も南に位置する丘にあり他の遺構と距離があって、あまり人がやって来ないせいで道は完全に登山道です。

砲台から離れた位置に探照灯を設置してるのは、敵に砲台の位置がバレないようにする為だそうです





探照灯跡に到着。 今で言うとサーチライトって所でしょうね



 階段を昇ってみるとこんな穴が開いていました。

ここに探照灯を格納していたのでしょうか ちなみにこの探照灯跡の建物の前には広場があり、瓦の破片がゴロゴロ落ちていた。

以前は探照灯以外に瓦を使用した兵舎などの建造物があったのかもしれませんが・・・今はその痕跡が見当たりません。



計画通り、第4砲台跡以外を全て見て野奈浦桟橋に戻る途中に・・・・

 

防空壕だと思われる穴を発見 奥がどうなっているのか興味深々しかし中に入るには気合がいる為に、すでに中に入ってるカップルに「すみませ~ん!中はどうなってますか~?何かあれば入りますが~」と尋ねると、「何もないです~隠れるだけの穴です!」と言う事だったからスルーする



 ここでも早く予約券を貰わないと次の船になるから、とりあえず浜に到着したら、船が無くてもこの付近に居るおじさん達にに話をして聞いて下さい!





さらば友ヶ島!また会う日まで 





非常に満足度の高い!島巡りをすることができました~





またいつか訪れてみたいなぁ~